第1回シングルマッチ2ch杯 第7ブロック寸評
■―FBC NEWS―
第1回シングルマッチ2ch杯 第7ブロック寸評

元アーキテクトにして、フォーミュラF解説者のフェルノ・ルカーチが
フォーミュラF・イレギュラーズリーグの試合を解説する、「Iリーグ・タクティクス」。

今回取り上げる試合は「ブラックス」の「Crow MK-V」対「モビウス中隊」の「モビウス1」です。


−機体寸評− −Crow MK-V−
−フェルノ・ルカーチ−
「脚部は中量二脚。右手にリニアライフル、左手はマシンガン。コアは最軽量の標準型コア。
 肩にデュアルミサイルを装備した機体だな。
 中量二脚というバランスの良い脚部に、全距離でそつなく戦える武装を装備している。
 万能という中量二脚のコンセプトを、武装でも体現しているな。
 総火力、瞬間火力、機動力、全てにおいてバランスよく仕上がっている。
 左腕の格納武器でマシンガンの弾数のフォローも万全だ」


−機体寸評− −モビウス1−
「脚部は重量二脚。右手は装備無しで、左手に新型バズーカを装備している。
 肩には、右にトリプルミサイル、左にはクラスターミサイル。
 コアは重量標準型の機体だな。
 まず右手に何も装備していない事が目を引く。
 右手武器を装備しない事によって、武装選択を強制させると共に、
 肩武装の充実を図っているのだろう。
 その肩武装は、低機動機体に大ダメージを与える上空型のクラスターミサイルと、
 直進で大ダメージを与えるトリプルミサイルという、異なるタイプを装備。
 これにエクステンションの四発型連動ミサイルが加わる事によって、
 地上と上空からの同時攻撃を可能としている。
 伝説のエース戦闘機のコールサインに恥じないミサイラー機体だな」




−試合内容寸評−

「じわじわとモビウス1が追い詰める試合となったな。

 モビウス1はデコイのおかげでかなりミサイルを無効化されたが、
 ビル群に追い詰め、クラスターミサイルの直撃を食らわせていた。
 攻撃回避の成否は、単に機動力という要素だけが決めているわけではない。
 衝撃や障害物の有無、AIの行動などが複雑に絡み合って決定されている。
 モビウス1のクラスターミサイルは、その事をよく示してくれた。

 Crow MK-Vはミサイル回避が非常に上手くいっていた。
 デコイを射出し、自機は横にスライドすると言う理想的な回避を続け、見事に無効化していた。
 スキップチップとデコイの相性は、思いの外いいのかもしれないな。

 今回のCrow MK-Vの敗因は、相手のロジックを狂わせる強力な衝撃や熱を、与えられなかった事だろう。
 この狭いステージではボーダーランナーやスクリーンアウトのチップを使用しても、捕まるのは時間の問題だ。
 それならば熱や衝撃で優位に立ち、一気に倒してしまった方が勝率としては高くなる。

 しかしながら、勝つだけがIリーグの全てではない。
 何か一つこだわりを決めて、勝率を無視してでもそれを追求するのもいいだろう。
 勝てなくても、人が思いつかないような機体はそれだけで価値がある。
 今後もアーキテクトの個性あふれる機体が登場する事を、望んで止まない」


勝利にこだわるのも一つの選択
(FBC:G・オシブ)
Written by ◆s5abUX/tP6







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D.A.C.
■なにやら   ...05/03/21/00:53
騒がしくなっているようだな。
だが私は私の記事を書くだけだ。


>>770
>ルカーチ氏の寸評はニュース番組のスポーツコーナー
上手い事を言うな。
基本的に技術解説しかしていないので面白くないかもしれないが、
そういう時は>>435氏の寸評で楽しんで欲しい。