第1回シングルマッチ2chリーグ 第8ブロック寸評
■―FBC NEWS―
第1回シングルマッチ2ch杯 第8ブロック寸評

元アーキテクトにして、フォーミュラF解説者のフェルノ・ルカーチが
フォーミュラF・イレギュラーズリーグの試合を解説する、「Iリーグ・タクティクス」。

今回取り上げる試合は「シュプーク」の「フロッシュガイスト」対「フロート推進委員会」の「バトル・シップ」です。


−機体寸評− −フロッシュガイスト−
−フェルノ・ルカーチ−
「脚部は重量四脚。両手にマガジンレスのスナイパーライフル、コアは中量標準型コア。
 肩にはレーダーを装備した機体だな。
 武装を見れば分かる通り、遠距離戦を意識した機体だ。
 スナイパーライフル二挺という、衝撃と熱を与えられない装備だが、それをインサイドの
 ECMでカバーしようという考えなのだろう」


−機体寸評− −バトル・シップ−
「脚部フロート型。両手にハンドガン、コアは重EEO。
 肩にはレーダーを装備した機体だな。
 この機体最大の特徴は、やはりフロート型脚部を採用しているということだろう。
 それも定番であるWALRUS2ではなく、SEALIONを装備している。
 性能を捨てでも個性を出そうという試みなのか、はたまたチーム全員がフロートで、
 出場する機体がたまたまSEALIONだったのかは分からないが、この思い切りは評価したい。
 武装の方は、両手に同じ種類のハンドガンとナパームロケット、EEOだけという、
 非常にシンプルなものになっている」




−試合内容寸評−
「フロッシュガイストが逃げ、それをバトル・シップが追いかけるという試合になった。

 フロッシュガイストはアーキテクトのコメント通り、引き撃ちを上手く実行したな。
 途中何回かチャージングしそうになる場面があったが、エクステンションのエネルギーパックを
 使用して、効果的にチャージングを回避していた。

 バトル・シップはかなりの熱量を与えていたものの、相手がエネルギーパックを装備していたため、
 チャージングさせる事ができなかった。
 また、撃たれると距離を離してしまい、EOの射程に入る事ができなかったのも、敗因の一つだろう。
 徹底的に張り付いてEOとハンドガンの総攻撃を食らわせていれば、また勝敗は違っていたのかもしれないな。

 基本的にAIは臆病だ。ダメージを受けたり、熱が溜まったりすると距離を離す性質がある。
 攻撃を無視した方がいい場合でさえ、最優先で距離を離すため、しばしば意図通りに動いてくれない事がある。
 そんな敵の弾を怖がるAIを、命知らずの特攻AIに鍛え上げるのも、アーキテクトの仕事の一つだ」


熱攻撃に対して有効なエネルギーパック。今大会は7機が装備
(FBC:G・オシブ)
Written by ◆s5abUX/tP6







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D.A.C.
■配信終了   ...05/04/09/20:40
これで本戦8ブロック分の配信が終わった。

第2回シングルマッチに関してだが、配信はしないつもりだ。
さすがにこれだけの規模を、今回のような形式で行うのは不可能と言わざるを得ない。
ひとまずここで区切りとさせてくれ。

私の記事がフォーミュラFの発展に少しでも繋がれば幸いだ。
応援してくれた読者の諸君、ありがとう。